2008年 06月 09日
日本の文化を広く知ってもらう |
今回のモナコ旅公演の目的は、6/3~6/6、カジノが隣接している「ガルニエ劇場」で開催された「Deep Japon」。
幕開けを飾ったのが、演出・囃し方:大倉正之助、美術:千住博、シテ方:津村禮次郎の能公演でした。
ロビーには能装束や小鼓のほか、刀や簪などの日本の伝統工芸や浮世絵などが展示され、観客だけでなく、カジノに遊びに来た人たちもたくさん、ご覧になりました。
続きは下の「続く…」をクリックしてください。
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「三番叟」「間の乱拍子(「道成寺」より)」「石橋」など、能を一番通しで観ていただくのではなく、公演時間約一時間のダイジェスト版でした。
以前、金春流にて同行したアメリカ公演やフランス公演では、舞台の上に能舞台をしつらえたのですが、今回は、シーンごとに変わる、プロジェクターに映し出した千住博さんの舞台美術と、照明だけで空間を作ってゆきます。
いわばインスタレーションの中でのコンテンポラリー能といった感じでしょうか?
洗練され凝縮された美の空間での、卓越した匠の芸はそれは息を呑むほど美しく、満員御礼の観客のスタンディングオベーションで幕を閉じました。
オープニングレセプションやディナーパーティーも、100人を超す著名人が集まって盛況でした。
私の仕事は、舞台の撮影とパーティーの様子を撮影すること。
通し稽古、公開リハーサル、本番、そしてパーティーと連続で撮影するのは大変ハードで、終わったころにはヘロヘロに。
しかしこの後ヨーロッパを周った後、別の海外公演を控えている大倉事務所では、すでにホテルで次の手配をしているのです。
なんかスゴイです。
自分のスタミナ不足、パワー不足、スケールの小ささをひしひしと感じました。
さて今回はガルニエ劇場周辺と内部の写真をアップしました。
ちなみにポスター等に使われている鼓の本体(ここに皮を張って演奏します)の写真は、昨年6月にスタジオで撮影したものです。
お聞きしていた数よりも多く、室町時代から伝わるお宝もあったのですがじっくり鑑賞している余裕もなく、撮影が終わったころには腰が抜けるかと思いました。
ポスターの写真やガルニエ劇場ホールのショーケースで再会して(笑)、たいへん懐かしく思いました。
そしてこれだけのイベントを企画してバリバリ世界中を駆け巡り、多くの人たちが賛同し、さらに感動の渦に巻き込んでゆく。
目からウロコというか、カルチャーショックというか。
体力、パワー不足の私自身がエネルギーを吸われて、ぼやぼやしていたら抜け作どころか腑抜けになってしまいそうです。
よしっ、がんばろ!
幕開けを飾ったのが、演出・囃し方:大倉正之助、美術:千住博、シテ方:津村禮次郎の能公演でした。
ロビーには能装束や小鼓のほか、刀や簪などの日本の伝統工芸や浮世絵などが展示され、観客だけでなく、カジノに遊びに来た人たちもたくさん、ご覧になりました。
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「三番叟」「間の乱拍子(「道成寺」より)」「石橋」など、能を一番通しで観ていただくのではなく、公演時間約一時間のダイジェスト版でした。
以前、金春流にて同行したアメリカ公演やフランス公演では、舞台の上に能舞台をしつらえたのですが、今回は、シーンごとに変わる、プロジェクターに映し出した千住博さんの舞台美術と、照明だけで空間を作ってゆきます。
いわばインスタレーションの中でのコンテンポラリー能といった感じでしょうか?
洗練され凝縮された美の空間での、卓越した匠の芸はそれは息を呑むほど美しく、満員御礼の観客のスタンディングオベーションで幕を閉じました。
オープニングレセプションやディナーパーティーも、100人を超す著名人が集まって盛況でした。
私の仕事は、舞台の撮影とパーティーの様子を撮影すること。
通し稽古、公開リハーサル、本番、そしてパーティーと連続で撮影するのは大変ハードで、終わったころにはヘロヘロに。
しかしこの後ヨーロッパを周った後、別の海外公演を控えている大倉事務所では、すでにホテルで次の手配をしているのです。
なんかスゴイです。
自分のスタミナ不足、パワー不足、スケールの小ささをひしひしと感じました。
さて今回はガルニエ劇場周辺と内部の写真をアップしました。
ちなみにポスター等に使われている鼓の本体(ここに皮を張って演奏します)の写真は、昨年6月にスタジオで撮影したものです。
お聞きしていた数よりも多く、室町時代から伝わるお宝もあったのですがじっくり鑑賞している余裕もなく、撮影が終わったころには腰が抜けるかと思いました。
ポスターの写真やガルニエ劇場ホールのショーケースで再会して(笑)、たいへん懐かしく思いました。
そしてこれだけのイベントを企画してバリバリ世界中を駆け巡り、多くの人たちが賛同し、さらに感動の渦に巻き込んでゆく。
目からウロコというか、カルチャーショックというか。
体力、パワー不足の私自身がエネルギーを吸われて、ぼやぼやしていたら抜け作どころか腑抜けになってしまいそうです。
よしっ、がんばろ!
by sana_labo
| 2008-06-09 23:03