2008年 03月 09日
イリュージョンは魔法じゃない |
19世紀末ロンドン。
奇術と科学がリンクする時代に。
二人の天才奇術師が、技と名声と復讐を掛けた執拗なバトルを繰り広げる。
【メメント】(2000年)で一躍名前を馳せたクリストファー・ノーランが仕掛けた【プレステージ】(2006年)。
緻密に張り巡らせた伏線。
「そういえば、あのとき…」、何度してやられたでしょう。
最後の最後まで翻弄されます!
続きは下の「続く…」をクリックしてください。
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華麗なるパフォーマンスで観客を魅了する人気マジシャン、「アンジャー」をヒュー・ジャックマンが。
画期的なトリックを編み出しながらも、それをショーとして見せることが下手な天才マジシャン、「ボーデン」をクリスチャン・ベールが演じています。
マジシャン「カッター」の元でアシスタントをしていたアンジャーとボーデン。
ある日、水槽脱出の奇術中、縄抜けできずに水死したアンジャーの妻ジュリア。
そしてその事故の原因となった縄を縛ったのはボイジャーだった。
最愛の妻を亡くし復讐を誓ったアンジャーは、自分の奇術でもって、ボイジャーを執拗に追い詰める。
しだいにボイジャーもアンジャーへの憎しみを募らせ…。
電気が発明された頃のロンドン。
目的は何にせよ、奇術を極めようと自分を、自分の人生を犠牲にする二人の男たちの頭脳プレイのバトル!
「創意工夫」「芸の研鑽」そして「名声」とを絡ませ、ミステリーとしてはもちろんのこと、人間ドラマとしても楽しめます。
【メメント】で見せた映像トリックや難解さは影を潜め、エンターテイメントに仕上げられていると同時に、作品自体がマジックでもあります。
二人の男が互いの日記を手に入れて、相手のことを探るのですが、そもそもその日記自体が本心なのか、真実なのか…巧妙に仕掛けられたトリップではないのか?
スリリングです。
さらにスパイとして二人の男の間を行き来し、ボーデンの妻と確執を繰り広げるオリヴィアの女心がミステリアス。
最後のどんでん返しに継ぐどんでん返しにあっと驚くとともに、二人の男のタフさが心に残ります。
さて「瞬間移動」のトリックとは?
アンジャーは復讐を遂げることができたのか?
そのほか、ベテラン、マイケル・ケインやデヴィッド・ボウイが出演、二人の男の間で揺れ動くオリヴィアを【ゴーストワールド】【ロスト・イン・トランスレーション】のスカーレット・ヨハンソンが演じ花を添えています。
**************************
さて余談ですが。
とあるイリュージョンスターが、奇術中に顔面骨折の大怪我を追いました。絶対安静が言い渡された中、一週間後のショーには仮面を被って現れたのでした。
その怪我の様子から察すると奇術の仕掛けがバレてしまうのですが、本人はあっけからんと、「消え損ねちゃった」と、テレビで笑いながら話していたそうです。
もっとも、過去にも脱出に失敗し、体中の血を入れ替え九死に一生を得たというそのスターにすると、顔面骨折は大した怪我ではないのかも知れませんが。
身体も精神も、実にタフです。
その後事務所の人が、「いろいろとご心配をお掛けしました」と、葡萄を持って現れました。
ちょうどその場に居合わせた私も、おすそ分けをいただきました。
さて、その葡萄。
タネがあったでしょうか、それともなかったでしょうか?
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奇術と科学がリンクする時代に。
二人の天才奇術師が、技と名声と復讐を掛けた執拗なバトルを繰り広げる。
【メメント】(2000年)で一躍名前を馳せたクリストファー・ノーランが仕掛けた【プレステージ】(2006年)。
緻密に張り巡らせた伏線。
「そういえば、あのとき…」、何度してやられたでしょう。
最後の最後まで翻弄されます!
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華麗なるパフォーマンスで観客を魅了する人気マジシャン、「アンジャー」をヒュー・ジャックマンが。
画期的なトリックを編み出しながらも、それをショーとして見せることが下手な天才マジシャン、「ボーデン」をクリスチャン・ベールが演じています。
マジシャン「カッター」の元でアシスタントをしていたアンジャーとボーデン。
ある日、水槽脱出の奇術中、縄抜けできずに水死したアンジャーの妻ジュリア。
そしてその事故の原因となった縄を縛ったのはボイジャーだった。
最愛の妻を亡くし復讐を誓ったアンジャーは、自分の奇術でもって、ボイジャーを執拗に追い詰める。
しだいにボイジャーもアンジャーへの憎しみを募らせ…。
電気が発明された頃のロンドン。
目的は何にせよ、奇術を極めようと自分を、自分の人生を犠牲にする二人の男たちの頭脳プレイのバトル!
「創意工夫」「芸の研鑽」そして「名声」とを絡ませ、ミステリーとしてはもちろんのこと、人間ドラマとしても楽しめます。
【メメント】で見せた映像トリックや難解さは影を潜め、エンターテイメントに仕上げられていると同時に、作品自体がマジックでもあります。
二人の男が互いの日記を手に入れて、相手のことを探るのですが、そもそもその日記自体が本心なのか、真実なのか…巧妙に仕掛けられたトリップではないのか?
スリリングです。
さらにスパイとして二人の男の間を行き来し、ボーデンの妻と確執を繰り広げるオリヴィアの女心がミステリアス。
最後のどんでん返しに継ぐどんでん返しにあっと驚くとともに、二人の男のタフさが心に残ります。
さて「瞬間移動」のトリックとは?
アンジャーは復讐を遂げることができたのか?
そのほか、ベテラン、マイケル・ケインやデヴィッド・ボウイが出演、二人の男の間で揺れ動くオリヴィアを【ゴーストワールド】【ロスト・イン・トランスレーション】のスカーレット・ヨハンソンが演じ花を添えています。
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さて余談ですが。
とあるイリュージョンスターが、奇術中に顔面骨折の大怪我を追いました。絶対安静が言い渡された中、一週間後のショーには仮面を被って現れたのでした。
その怪我の様子から察すると奇術の仕掛けがバレてしまうのですが、本人はあっけからんと、「消え損ねちゃった」と、テレビで笑いながら話していたそうです。
もっとも、過去にも脱出に失敗し、体中の血を入れ替え九死に一生を得たというそのスターにすると、顔面骨折は大した怪我ではないのかも知れませんが。
身体も精神も、実にタフです。
その後事務所の人が、「いろいろとご心配をお掛けしました」と、葡萄を持って現れました。
ちょうどその場に居合わせた私も、おすそ分けをいただきました。
さて、その葡萄。
タネがあったでしょうか、それともなかったでしょうか?
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by sana_labo
| 2008-03-09 17:57